「キャリア」って何？
みなさんも最近この言葉をよく耳にすると思います。例えば、「キャリア・ウーマン」とか、「キャリア組」と言った言葉を聞いたことはないですか？キャリア（Ｃａｒｅｅｒ）と言う言葉を辞書で引いてみると・・・
⇒経験・職業・成行・進行・進展etc.
と言った解釈になるようですが、なかなか判りづらいですね。更に専門的な見地での定義付けとしては、次のような物があります。
⇒「自立へ向けての自助努力〜知識・経験を成果につなげるための
行動様式を確立し、スキルを身につけることによって身につく能力」
・・・ますます判りづらくなってきました。
そこで、次のように理解していただくと一番わかり易いと思います。
キャリアとは、
「今までみなさんが積み重ねてきた経験」
「みなさん自身にとっての財産」
「みなさんが自分らしい生き方をするための積み重ね」
ということです。要は、みなさんが生まれてからこれまでにどんなことを身につけて来て、それをどのように仕事と人生に活かしているかということになります。
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「キャリア・カウンセリング」ってどんな仕事？
一言で言うと、「個人のキャリア形成を支援するカウンセリング」と言えます。クライエントとの対話を通して、その人の「今、そこにある問題」を一緒に考え、クライエントが仕事を楽しく出来るように支援していくことです。
＜キャリア・カウンセラーの役割＞
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C/C（キャリア・カウンセリング）の重要性
なぜ今キャリアカウンセリングが必要なのでしょう？その背景には、みなさんを取り巻く近年の急激な環境の変化が挙げられます。
このような環境の変化の中で、みなさんには今までにないストレスが日々蓄積されています。そして、コミュニケーション不足からおこる「人間関係」のトラブルが急激に増加しているのが現実です。
このような原因で「心の病」にかかる人は年々増加の一途をたどり、最近では過労やストレスが原因でうつ病になり、自殺未遂や自殺をした人が労災の認定を受けるような事例が起きています。このような方の身近に、もし仕事の悩みを相談できる人がいればこういった事態を防ぐことができたかもしれません。
私たちはみなさんが健全なビジネスライフを過ごしていただくために、さまざまな角度から支援をしていく専門家です。みなさんの良き理解者として、また、情報提供者としてのキャリア・カウンセラーは今後ますます増え、みなさんの身近な相談者として定着していくことになります。
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一般的なカウンセリングとキャリア・カウンセリングとの違い
一般的にカウンセラーと呼ばれている職業があります。例えば、
・臨床心理士
・認定心理士
・心理カウンセラー
・産業カウンセラー
・学校カウンセラー
などが代表的なカウンセラーとして挙げられます。では、このような代表的なカウンセリングとキャリア・カウンセリングは何が違うのでしょうか？
まず第一に、カウンセリングの基本となる「みなさんと同じ目線で、みなさんの悩みや問題を一緒に考え、みなさん自身が答えを見つけられるまで支援をする」ことはほかのカウンセリングと全く同じです。みなさんが自分自身をより一層理解し、ものの見方や考え方を良い方向に変えていけるように後方から支援させていただきます。しかし、薬や医療機器を使った「治療」はできません。ですから、精神疾患をお持ちの方はカウンセリングできません。
第二に、カウンセリングと当時に、みなさんのビジネスライフを有意義で充実したものにしていただくための、さまざまな情報提供ができることです。職業に関する情報や、企業情報など、みなさんのニーズに合った情報を収集／提供していくことも私たちの大事な仕事になります。私たちは、「適職」をみなさんと一緒に追求し続けていきます。
第三に、仕事を通じてみなさんの人生を一緒に設計し、目標を持って活き活きと生活を送っていただけるようお手伝いできることです。私たちはみなさんがしっかりした人生設計を進めれるよう全力で支援していきます。
このように、キャリア・カウンセリングはカウンセリングのみに留まらず、コンサルティングやコーチングを総合的に進めていくことで、みなさんの悩みや問題を早く解消し、その後のケアーまで充実しているというところが特徴です。
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